所長ブログ
2014年10月13日 月曜日
[書評]伊藤眞 破産法・民事再生法(第3版)(有斐閣)
1冊書評をしたいと思います。今回、書評をするのは、「破産法・民事再生法」です(本記事は書評なので、この後は、「です」、「ます」調ではなく、「だ」、「である」調で書きます。)。
この本は、以前書評をした「民事訴訟法」(該当する記事は、こちら)、「会社更生法」(該当する記事は、こちら)と同じ著者の「破産法・民事再生法」である。著者は、現在は、早稲田大学大学院法務研究科客員教授であるが、採用している見解がおおむね穏当なものであることもあり、実務家にとって信頼できる体系書である。
本書は、「清算型手続の一般法である破産法と再生型手続の一般法である民事再生法を対象」(はしがき7頁)とした体系書である。この伊藤教授の基本書と東京地裁民事20部の裁判官、書記官による「破産管財の手引」、東京弁護士会倒産法部による「破産申立マニュアル」は、「破産法三種の神器」の一つと言ってもいい書物である。
さらに、「第1部 序論」では、9頁以下に事例をのせ、また、1162頁以下には、手続の概要として、破産、再生、個人再生の各手続の流れ図を掲載するなど、イメージをつかめるように配慮されている。
当職は、従前、同じ本の初版を用いていたが、かなり改訂され、内容が増加しているので、第3版を新しく購入した。初版よりもますます頼りになる体系書になっていると思う。
林浩靖法律事務所は、破産に関する業務を、多数取り扱っており、最新の情報をきちんとフォローしていますので、必ず、ご満足いただけるサービスをご提供しています。破産申立てに限らず、何か、お困りごとがございましたら、ぜひ、東京・池袋所在の林浩靖法律事務所にご相談下さい。
弁護士 林 浩靖
この本は、以前書評をした「民事訴訟法」(該当する記事は、こちら)、「会社更生法」(該当する記事は、こちら)と同じ著者の「破産法・民事再生法」である。著者は、現在は、早稲田大学大学院法務研究科客員教授であるが、採用している見解がおおむね穏当なものであることもあり、実務家にとって信頼できる体系書である。
本書は、「清算型手続の一般法である破産法と再生型手続の一般法である民事再生法を対象」(はしがき7頁)とした体系書である。この伊藤教授の基本書と東京地裁民事20部の裁判官、書記官による「破産管財の手引」、東京弁護士会倒産法部による「破産申立マニュアル」は、「破産法三種の神器」の一つと言ってもいい書物である。
さらに、「第1部 序論」では、9頁以下に事例をのせ、また、1162頁以下には、手続の概要として、破産、再生、個人再生の各手続の流れ図を掲載するなど、イメージをつかめるように配慮されている。
当職は、従前、同じ本の初版を用いていたが、かなり改訂され、内容が増加しているので、第3版を新しく購入した。初版よりもますます頼りになる体系書になっていると思う。
林浩靖法律事務所は、破産に関する業務を、多数取り扱っており、最新の情報をきちんとフォローしていますので、必ず、ご満足いただけるサービスをご提供しています。破産申立てに限らず、何か、お困りごとがございましたら、ぜひ、東京・池袋所在の林浩靖法律事務所にご相談下さい。
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投稿者 林浩靖法律事務所