所長ブログ
2016年8月26日 金曜日
[書評]吉野直行編著 改訂版 社会と銀行(一般社団法人放送大学教育振興会)
1冊書評をしたいと思います。今回、書評をするのは、「改訂版 社会と銀行」です(本記事は書評なので、この後は、「です」、「ます」調ではなく、「だ」、「である」調で書きます。)。
本書の編著者は、慶応義塾大学名誉教授である。当職は、もう20年近く前の大学生のとき、当時、慶応義塾大学経済学部教授であった吉野教授の「日本の経済」という講義を受講した。専門課程への導入科目という位置づけであったが、吉野教授のご専門が金融ということで、やや難しめであるという評価がなされていたが、講義自体は丁寧で分かりやすいものであった。
そして、本書は、編著者である吉野名誉教授が全体の約6割を執筆し、その他を3名の著者が分担執筆するものであるが、「銀行の行動は、経済社会に大きな影響を与えている」(4頁)中で、「マネタリー・エコノミクス」(11頁)を中心に解説するものであり、銀行の役割や金融論の概説書として好適なものに仕上がっていると思う。
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弁護士 林 浩靖
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