所長ブログ
2016年10月31日 月曜日
[書評]出口汪 システム現代文 解法公式集(水王舎)
1冊書評をしたいと思います。今回、書評をするのは、「システム現代文 解法公式集」です(本記事は書評なので、この後は、「です」、「ます」調ではなく、「だ」、「である」調で書きます。)。
本書の著者は、以前、書評をした「現代文講義の実況中継①(改訂版)(語学春秋社)」(該当する記事はこちら)、「現代文講義の実況中継②(改訂版)(語学春秋社)」(該当する記事はこちら)の著者である出口汪氏である。
本書は、大学受験用の現代文の受験参考書である。「現代文は総合力を問うものであり、それゆえ全体像を明確につかむのが困難な科目」(4頁)という認識の下、「現代文解法の様々な要素を中質紙、それを公式化」(4頁)した書物である。著者の現代文の解法が論理に着目するものであり、弁護士の含めホワイトカラーの仕事は、文書を読むことは不可欠であるから、仕事にも応用できる内容が書かれている。
「言葉を前後から規定するのが文脈である」(28頁)、「筆者の主張をいかに不特定多数の人々に説明していくかが『論理』」(37頁)等の指摘は、大学受験生だけでなく、ビジネスパーソンも知っておくべきことであるし、「いつも同じ手順で、物事を考え、問題を処理していくことが肝心」(147頁)という指摘は、試験だけでなく、仕事にも共通する話である。
本書は、大学受験の受験参考書ではあるが、ビジネスパーソンにも役立つ話が多数詰まっている有用な書物である。
林浩靖法律事務所は、基本的能力を常に強化しながら、業務しておりますので、何かお困りのことがありましたら、ぜひ、東京・池袋所在の林浩靖法律事務所にご相談ください。
弁護士 林 浩靖
本書の著者は、以前、書評をした「現代文講義の実況中継①(改訂版)(語学春秋社)」(該当する記事はこちら)、「現代文講義の実況中継②(改訂版)(語学春秋社)」(該当する記事はこちら)の著者である出口汪氏である。
本書は、大学受験用の現代文の受験参考書である。「現代文は総合力を問うものであり、それゆえ全体像を明確につかむのが困難な科目」(4頁)という認識の下、「現代文解法の様々な要素を中質紙、それを公式化」(4頁)した書物である。著者の現代文の解法が論理に着目するものであり、弁護士の含めホワイトカラーの仕事は、文書を読むことは不可欠であるから、仕事にも応用できる内容が書かれている。
「言葉を前後から規定するのが文脈である」(28頁)、「筆者の主張をいかに不特定多数の人々に説明していくかが『論理』」(37頁)等の指摘は、大学受験生だけでなく、ビジネスパーソンも知っておくべきことであるし、「いつも同じ手順で、物事を考え、問題を処理していくことが肝心」(147頁)という指摘は、試験だけでなく、仕事にも共通する話である。
本書は、大学受験の受験参考書ではあるが、ビジネスパーソンにも役立つ話が多数詰まっている有用な書物である。
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弁護士 林 浩靖
投稿者 林浩靖法律事務所